工場の棚の、奥に眠っていた塗料の缶を興味津々に開けてみると、こんな状態。
個人経営の喫茶店でつくってくれるカフェラテの表面のようだ。
色の名前はモカだから、やはりコーヒー由来の名前だ。
なんだかいい色にたどり着けそうだ。
そんな予感は、やはり古さと関係している。
時間という力が作用して、どこを探しても手に入らないような空気を醸し出す。
・・・なんて、中身は変わんないんだろうけどね。
つくるときに大事なのは、この「予感」なんだ。
この色をベースとして、さまざまな色と混ぜてみよう。