gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

匂いについて

匂いは見えない。だから、来るとわかっていれば恐怖を感じ、そして、やってきたときの自分の反応を予想できない。したがって、匂いを嗅ぐ側は、自分をコントロールすることが絶望的に困難である。
 
それでいて、それを嗅いでも実害はない。匂いが自分にうつったとしても、風呂に入り服を洗えば元通り、という些細なモノにすぎない。
 
何しろ、匂いを発する本人は自分の発する匂いが全く気にならないのだから。