645年 大化の改新 天皇の権力をしのぐほど強くなった蘇我入鹿が中大兄皇子と中臣鎌足に暗殺される。
・・・と陽向の歴史年表に書いてある。
ふーん、強くなると殺されるのか・・・。
疑問に思って調べてみるが、天皇の座を狙う山背大兄王を自害させたとある。
権力争いそのものは、戦争と同じで、勝った者が正義と呼ばれるのみだ。
というわけで、暗殺された蘇我入鹿は負けた者として悪者扱いされているらしい。
ぼくらが小学生のときも、今の小学生もそう習っている。
ぼくらはこんな国で生きているんだ。