gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

善人の沈黙

原一男の映画「れいわ一揆」の中に「悪人の暴政よりも善人の沈黙の方がより社会を悪化させる」という言葉が出てくる。

 

ぼくは見た目は善人に見られやすいこと(w)と、言葉数が少ないことから、「善人の沈黙」の代表格のように見られることが多いような気がする。このことは、好む好まずにかかわらず、自分をカモフラージュしてくれているように思う。世界をじっくりと観察し、静かに、ひっくり返す準備を進めるには都合がよい。

 

きっと世の中には、「善人の沈黙」のふりをして、暗闇で明るい場所を見ている人間がたくさんいるに違いない。

 

その数は、コロナ禍に入ってからどんどん増えているはずだ。