九州に台風10号が接近して、まるで戦争で敵が攻めてくる直前のような心境だ。
母親は、対策をやるだけやったら、家の1階で睡眠薬飲んで熟睡するつもりと言う。
いやいや、何かあったらすぐに動かなきゃいけないから、他の人もいるコミュニティセンターへ避難した方がいい、と勧める。
台風は、毎年どんどん勢力を増してくる。昨年は千葉が大きな被害を受けた。
いつ来るか数日前に分かるから、準備はできるが、それだけに直撃を受ける場所には恐怖の時間がある。
結果的に、大きな被害は免れたとしても、この恐怖の時間の存在は精神的な負担になる。
これを一年に何度も繰り返すのはタフだ。