gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ぼくが馬に乗ることに憧れたのは、内モンゴルの草原を自転車で走っているときだ。

 

地平線から黒い点が現れたと思ったら、それはだんだん大きくなってきて、羊の大群を追う馬に乗ったモンゴル人たちだと知れた。

 

目の前を横切るその姿に、ぼくは自転車を降りたくなった。あまりにかっこよかったからだ。

 

馬に乗りたい。そのときからずっと。