gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

動きながら考える

ぼくはどうやら、止まっていないと考えられないタイプかもしれない。

 

考えるということが言葉を必要とする行為であるとすれば、の話だ。

 

もちろん、柔道をやるときは、それなりに考えてやっていたように思うが、考えていたのは脳みそではなく筋肉だったかもしれない。相手の動きに合わせて、反射的に動くのを、頭で考えていたとは思えない。

 

緻密に考えてスポーツをするのは、きっとぼくには無理だ。動きながら、論文を書けるくらいの明晰さを持つ人もいるのだろうか。

 

動きながらでもアイディアが浮かぶことはある。それで勝った経験もあったかもしれない。でも、アイディアが浮かぶことは、考えることとはたぶん別だ。

 

自分のアイディアをカタチにするために、自分のスタイルを知ること。

 

これが創作する人がやるべきことだと思う。