まだ、だれもコロナのことなんて気にしていなかった2か月前が遠い昔のように感じられる。
ある意味、毎日がエープリルフールではないか、と思うくらいに現実感のない日々が続いている。
世の中は、すっかり変わってしまった。
それでも、必然だったと思うもう一人の自分がいる。
そして、この「もう一人の自分」の方が、えらいこっちゃ、と慌てる自分よりも、はるかに存在が強い。
今は、この人生で3度目くらいの、冷静な自分が世界を見つめている時間だ。
明日がどうなろうと、きっと冷静でいられる。