gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

空と向き合う

曲がった急な坂道は

外側が空に開いていて

心はいつも今日の天気に向かう

 

そんな曲がり道では

その先に何が待っているか見えない

 

だから、曲がり道の内側にあるそのお店は

歩いているうちに突然現れる

 

「見つけた!」という気持ちになる

 

そのちょうどよいサイズの白い建物は

密集した住宅街にありながら

中にいたら、つい隣の存在を忘れてしまう

 

きっと空と向き合っているからだ