gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 ミッシング

1982年。アメリカ。

 

1973年のチリ・クーデターを背景として、在チリ・反体制派のアメリカ人がアメリカ大使館に見殺しにされた、もしくは、殺害を促された実話を追う。

 

アメリカが世界中で仕掛けてきた戦争・内戦・紛争がどれだけの人々を悲惨な目にあわせてきたか。

 

どれも理由は、行きつくところ、アメリカの金欲である。悪名高いピノチェト軍事政権を誕生させることに、人道的に意味はないだろう。

 

今も延々と続いているアメリカの金欲からくる世界の破壊をどこで食い止めることができるか。

 

それだけでバラ色の未来が待っているわけではないだろうが、それは明るい未来への大きな一歩だ。