gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

金谷旅館

1867年(慶応3年)創業の下田・金谷旅館の千人風呂に入ってきた。

 

プールのように深くて縦長の湯舟が木でつくられており、薄暗い空間は湯煙のために遠くはかすんで見えない。

 

元来は混浴だそうで、女湯とは深い水路で結ばれていて、今も女湯から湯につかったまま、この風呂までやってくる女性もいる。

 

かつての日本には、こんな趣のある空間がたくさんあったのだろう。

 

古さや暗さが与えてくれるやすらぎ。