gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

建築がとりかえのきかないものになりにくい理由

クライアントのビジネス感、審査機関の判断、ステークホルダーたちの利害関係。

 

これらすべてが、とりかえのきく世界で行われる。もしくは、その世界で行われなければならない、という思い込みの中で進んでいく。

 

仕事とはそういうものだ、と無言のうちに閉じ込められる。

 

建築は、その作業の中で、関係する人の数が多い。大勢の関係する人の世界を変えるのは簡単ではない。

 

本音での夢や希望の話ができない。

 

丹念に、準備をしよう。そんな話ができる世界に引き込むために。