2005年。イギリス。
人類は生まれてきた命を祝福すると同時に、生まれてくる数をコントロールしなければならない時に来ている。
アフリカにおける人口爆発といわれる現象は、今も続いている。
1900年に15億人だった世界人口は、それからたったの120年間で76億人(5倍)に増えた。
みんなが豊かに暮らしているのならよい。しかし、そのうちの8億2000万人が飢餓にあえいでいる。
これは、2005年の映画だが、大手製薬会社がアフリカの人たちを新薬の人体実験として利用している、という実話に基づいている。
アフリカは、いつも先進国の踏み台にされてきた。
現在の人口爆発も飢餓も、先進国との関係の下に起こったことだ。
きっと人類の最も恥ずべき歴史だ。
この映画のレイチェル・ワイズは本当に特別な輝きを放っている。