2019-07-24 プロダクト グリッドフレームがずっとプロダクトに手を出さなかったのは、大量生産ではベンヤミンの言うところの「アウラ」が失われてしまうと思ったからだ。 ぼくたちの言葉でいえば、「アウラ」とは、「とりかえのきかなさ」である。 けれど、それを失わずにつくる方法は、あるという予感がある。 つくり手としての工場が、「とりかえのきかない」存在であることを保つ方法が。