gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

プロダクト

グリッドフレームがずっとプロダクトに手を出さなかったのは、大量生産ではベンヤミンの言うところの「アウラ」が失われてしまうと思ったからだ。

 

ぼくたちの言葉でいえば、「アウラ」とは、「とりかえのきかなさ」である。

 

けれど、それを失わずにつくる方法は、あるという予感がある。

 

つくり手としての工場が、「とりかえのきかない」存在であることを保つ方法が。