gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

満月の夜

満月の九十九里浜は、大潮だった。夜中、砂浜へ妻と二人で行くと、いつもとは全く違う風景が広がっていた。

 

ずっと沖の方まで、は砂漠のように砂浜が続いていて、暗さも相まって、いつもの場所とはとても思えな不思議な瞬間だった。

 

陽向が生まれてくる少し前の話だったが、この話を陽向にすると、とても興味を持って、同じ風景を見たがった。

 

十何年ぶりかに、その風景を見に行きたいと思う。