2019-07-22 初試合 ぼくは見ることができなかったが、陽向の柔道のデビュー戦は、敗北だった。相手は、背の大きな女の子だったという。 さすがに悔しかったようで、夕方会うと、柔道の技について、ずっと話し続けていた。 ぼくの初試合の記憶は全くないが、とにかく試合は愉しかった。勝つ可能性を高めるために、練習するのも愉しかった。 愉しい人生は、そんなシンプルな中にある。 ぼくも、そんなシンプルな構図の中に生きて、ずっと愉しく過ごしたい。