「本にはどれだけお金をかけてもかまわない」と貧乏学生のBen Pollardが言った
彼の部屋には、本棚と古いソファがあった
他に何があったか、思い出せない
・・・そう、オーブンがあった
彼と彼の彼女Jeniは、ぼくとChii-luhをクリスマス・ディナーに招いてくれて、
七面鳥を焼いてくれたことがあった
なんて素敵な時間だったろう
そして、いつもこれからの世界について話した
州知事が変わって、大学の学費が引き上げられる話や
捨てられたものが捨てられた姿のままで新しい建築の材料になっていく未来の話・・・
あれから何十年も過ぎて、
そのとき話したことの延長線上に立っているという自覚だけが
ぼくを奮い立たせてくれる
まだまだこれからだ