gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

重さの授業

陽向の小学校の理科の公開授業を見てきた母親との会話。

「同じ粘土で、いろんな形をつくって、重さは違いますか?って授業だったけど」

「うん」

「手を上げた子が、量が同じだから、重さは同じです、って。」

「うん」

「そんなことに1時間使う必要があるのかな、って思った。」

「・・・。でも、どの形だと、重く見えるよなあ、とかに気づく子がいるかもしれないね。その方がおもしろいね。」

「・・・それって、私たちの仕事だよね。」

理科だって、社会だって、授業で教えようとすることは一面にすぎず、別の側面から見ることで、世界は広がっていく。

この世界を広げていく力を身につけることが、最後には一番効いてくるだろう。


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