gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

隙があること

隙をつくることで、世界は固定されなくなる。境界があいまいになり、たとえば、シリアスな世界に笑いが混じり込む。

1970年代に流行った歌を聴くと、暗い曲は、単に暗いものが多い。他の空気が入り込む余地がない。

だが、時代はだんだん隙をつくることを学び、あらゆるジャンルでそれを実現した。

色んなものが軽くなった。軽々と、境界を飛び越えることができるようになった。

結果として、フワフワとして実体を感じられなくなってきたのかもしれない。

よい具合に、重石を載せる必要がある。


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