gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

一緒に歩く

連休だが、工場で作業があって、家族で錦糸町の工場へ。陽向も連れて行かざるを得なかったのだ。

母親の財布から無断でお金を持ち出してジュースを何本も飲んでいた陽向を叱りながら帰ることになり、罰のつもりで、「家まで走って帰るぞ!」と陽向と二人で乃木坂へ向かった。

10キロ以上あるから、陽向は途中で「もう歩けない」とか言うに違いない、と思ったのだ。

だが、陽向に、「遠足だぞ」と言うと、結構楽しそうについてくる。

4〜5キロ進んでも、相変わらず上機嫌だ。

どうやら、最近一人で乗ることになった地下鉄に沿って、地上を歩いてみたい、と思ったようで、元々モチベーションが高かったのだ。

錦糸町・菊川・緑・森下・清澄・箱崎茅場町日本橋・京橋・銀座・新橋

新橋でラーメンを食べることを目標に、ずんずん歩く。ときどき、走ったりもする。

虎ノ門・神谷町・六本木・乃木坂

最後は全速力で競争。同時にゴール。

「あ〜愉しかった」

14キロの行程を、小学校3年生で不平一つ言わずに、愉しく歩けたのは意外だった。

こんなに頼もしい奴だとは・・・。

やはり、モチベーション一つで人間はどちらにも転ぶ。


グリッドフレームのHPへ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム

マテリアルスのHPへ ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場