gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

勇気

友人のお兄さんは、中学生の頃、彼のクラスに10人の生徒が先生を殴りにやってきたのを止めに入り、その後、そのボスに呼び出され、タイマンを張ることになり、制服はボロボロに破け、右手の甲を骨折したそうだ。

そのような勇気がある行動は、一般に、大人になったらできるような類いのものではない。

臆病は、年を重ねることで克服できるものではないらしい。

昔はどうだったのだろう?

例えば、武士は、修業によってそれを克服できたのだろうか?

たぶん、多くの人間にとって、昔も今とさほど変わらなかったのではないか、と思う。

勇気を育てることは、重要だ。

人間は、時に、大勢を敵に回さねばならないことだってあるし、権力と闘わなければならないこともあるだろう。

そのような人間が増えなければ、社会はよい方向へ変わらないのかもしれない。

だが、ぼく自身に、勇気があるか、と聞かれれば、自信を持って「そうだ」とは言えない。


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