gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ファミレスにて

家族3人で近くのファミレスへモーニングを食べに行った。

サラダを食べている途中、突然妻が悲鳴をあげた。

見ると、小さなミミズがレタスの下で蠢いている。

すぐに皿は下げられ、店長が謝りに来られた。

泥のついた野菜を仕入れて、それを洗う作業が不徹底だったため、という説明があった。

ぼくは、逆にちょっと感心してしまった。

そうか、大手のファミレスでも、果敢に泥つき野菜を仕入れて調理する時代なのだ、と。

確かに、あってはいけないことではあるけれど、このような問題が100%生じないようにするために、農薬たっぷりの野菜や、工場でつくられた野菜のみに変えていったなら、本末転倒だ。

畑から来たミミズ1匹くらい、数年に1回くらいなら、ぼくらは我慢してもいいかもしれない。

問題が生じないことばかりに気がとられると、果敢な挑戦はできないし、本質は後退する。

大手の会社になればなるほど、リスクヘッジのみに一生懸命で、退屈なものしか生まれてこない、なんて思っていたけれど、大手もがんばっているのだなあ、となんかすがすがしい気持ちにすらなった。

そんな姿勢を、ぼくは応援したい。


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