gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

哲学の起源

「哲学」という語を最初に用いたのは、ピタゴラスだそうだ。

魂は元来、不死すなわち神的な存在であるが、無知ゆえにみずからを汚し、その罪をつぐなうために肉体という墓に埋葬されている。われわれが生と呼んでいる地上の生活は、実は魂の死にほかならない。再び神的本性を回復しないなら、永久に輪廻転生の輪の中にとどまるほかない。それを脱するためには、魂は知恵を求めなければならない。(柄谷行人『哲学の起源』p.115)

ピタゴラスにとって、哲学とは輪廻転生の輪から解脱するための方法だったと書いてある。

紀元前6世紀のこのギリシア人にとっての現実が強いた思考に、哲学は起源を持つのだ。


グリッドフレームのHPへ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム

マテリアルスのHPへ ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス

GFファサード&サインのHPへ← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン