2014-01-09 真剣 雑記 2014.1 柳田國男のエッセイを読んでいたら、日本におけるウソの歴史について書かれたものがあった。その中に、こんな話があった。昔は、本物の刀を使って稽古をしていたが、誤って死ぬ者が多いことから、木刀や防具を使い始めた。そのような道具へ向けて「うそ」という言葉が使われた。だが、その「うそ」によって、剣の道が成立し、多くの名人が生まれたのだ、と。ぼくらは、「うそ」によって、本当の道をつくる可能性を秘めている、という逆説は衝撃的ともいえる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン