gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

Bird's Eye

人間が鳥の視点から世界を見渡したいという気持ちになるのは、きっと怖いからだ。

自分を安全なところに置いて、見られる側でもあることを忘れ去りたいからだ。

鳥の視点からでは、下界に手が届かない。だから、認識はするが何も変えられない。

一日の中でどれだけの時間を、人間の目の高さで周囲を見ているだろう。そう、手の届くものに触れている時間のことだ。

何かを変えられる可能性があるのはそんなときだけである。

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