2012-03-09 Bird's Eye 考察 2012.3 人間が鳥の視点から世界を見渡したいという気持ちになるのは、きっと怖いからだ。自分を安全なところに置いて、見られる側でもあることを忘れ去りたいからだ。鳥の視点からでは、下界に手が届かない。だから、認識はするが何も変えられない。一日の中でどれだけの時間を、人間の目の高さで周囲を見ているだろう。そう、手の届くものに触れている時間のことだ。何かを変えられる可能性があるのはそんなときだけである。 ← グリッドフレームのHPはこちらです