gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2018.5

あと少し

あと少しまで来たら、一気にゴールを目指してはいけない。一度立ち止まって、一定の距離を保ちながら横にも動きつつ、少しずつ近づいていく。 声を立ててはいけない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオ…

2階の店

歩行者から気づいてもらえないために苦戦している2階のお店はたくさんある。旗など、動くもので気づいてもらうようにするのは有効だけれど、その際に大事なのは、旗のデザインとお店の醸し出したい雰囲気がリンクしていることである。お客さんは、いつもお…

採光窓

明るい窓がある部屋が心地よいのは、誰が想像しても分かる。しかし、一定の窓の面積がないと、宿泊施設がつくれない、というのはどうだろう。宿泊施設の主な用途は、そこで寝ることなので、夜になってからそこを訪れる人も多いはずだ。それに、よい眠りに、…

抱き合うこと

抱き合うことは、相手の状態を直接感じることだ。 陽向は親に対して体を摺り寄せてくることが多い。隣で寝ていても、頭や足の先だけくっつけてきたり、などで安心するようだ。それはきっと、ぼくの安心感でもあって、よい眠りにつながっているのかもしれない…

いとこ

3年ぶりくらいに、浜松に住むいとこと食事をした。(つづく)

かけっこ

まだ運動会のかけっこで一位になったことがない陽向に、今年こそは、と朝夕練習に付き合っている。youtubeでちょっと検索すれば、速く走りたい子供へのノウハウはたくさん出てくる。けれど、陽向については未だノウハウ以前で、「負けないように頑張って走る…

内装に石を使うことは、自分たちで加工を自由自在にできないという意味で、積極的にはやってこなかった。石の代わりに、コンクリートや表面の質感の似ているボードを使ったりしてきた。(つづく)

モンキチ

流行の循環

西城秀樹が亡くなったことから、妻がyoutubeで関連の番組を探している中で、野口五郎と共に出ていた対談番組でのこと。(つづく)

ウミガメ

砂浜を歩いていて、水際に小さなカメを見つけた。その砂浜は、ウミガメの産卵を(つづく)

西城秀樹

映画 甘い生活

2005年。韓国。イ・ビョンホン。韓国映画特有の残酷なシーンが多い。たけしのヤクザ映画もそうだけど。だれがこんなシーンを見たがるんだろう、という素朴な疑問。撮影は大変だったろうな、と思うけれど、それが興行収入に比例するのだろうか。・・・と、興…

still life

静物画のことをstill lifeという。「動かない実物」という意味で、特に深い意味はないのかもしれないが、何か気になる言葉でもある。 中学生の時に、油絵教室に通い始めた。当然のように、パンやリンゴや布や陶器をテーブルに並べて、静物画を描かされた。別…

表を通る人がいなくなって この店の灯りがすっかり消えてしまっても 窯の火は消えない 眠りについた生物が息をするような 微かだけれど、確かなユラメキ そのユラメキが ぼくらの今日と明日をつなぐ 今日できなかったことを 明日できるようになりたい ぼくら…

風邪

寝不足もあって、少し体調を崩している。そんなときは、体を温めることに専念する。汗をかくこと。それが一番、体調を回復させる。食べ物には、七味唐辛子をかける。寝るときは、首にタオルを巻く。大抵、次の日は平気になっている。 ← 創造性の連鎖でつくる…

空間把握

昨日、陽向の相撲大会を見に行って、取っ組合う力士たちを見ながら、土俵の上の空間把握力の高い者が勝つ、ということを思った。今話題の大リーガー、エンゼルスの大谷を評して、エンゼルスのGMが、「大谷は、広い部屋の家具の配置などを一瞥で把握して、…

ひとり

陽向が地下鉄に携帯電話を忘れて、忘れ物センターへ一人で受け取りに行った。自分の問題は、自分で解決する。やらせればできることばかりだ。 午前中は港区の子供相撲大会があって、一回戦負けをしてがっかりしたけれど、頼もしい自分をすぐに取り戻すところ…

難しさ

生きることは難しいのだろうか。きっと「難しい」というのは正しくない。生きることは「簡単ではない」といった方が正しいだろう。生かされていることがだんだん分かってくるからだ。能動的に動かせる、と思ったときには、天はそっぽを向いている。やるべき…

詩としての建築

「詩としての建築」という本があった。ぼくが建築を学ぼうと思ったときに、本屋で最初に買った本のひとつだ。読み返そうとは思わないが、ぼくは空間づくりは、詩を喚起するものでなければ意味がない、ということから始めている。詩を空間化する力を手に入れ…

遠さ

どこか知らないが、遠い場所。想いを馳せるのは、そんな場所だ。心地よさと、淋しさは、いつも一緒にいる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

上流

ウソ

約束を再三守らないことなどを、ぼくたち親から「ウソをついた」と叱られて、陽向が反省文を書いた。一時間ほど部屋にこもって、「読んで」と持ってきた文には、こう書いてあった。「ウソはことばを新しく作る。そのことはウソということです。ウソは頭で考…

貫くこと

つくることばかり考えている。他の問題は置き去りにしながら、つくることばかり。ぼくの本然はここにあって、全ての触角はそのための条件を感知するためにある。一貫して、その作業に集中する。それでいいんだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッ…

キャッチボール

幸せな瞬間

森と海のハザマ

一緒に歩く

連休だが、工場で作業があって、家族で錦糸町の工場へ。陽向も連れて行かざるを得なかったのだ。母親の財布から無断でお金を持ち出してジュースを何本も飲んでいた陽向を叱りながら帰ることになり、罰のつもりで、「家まで走って帰るぞ!」と陽向と二人で乃…

人間

分かっていても、コントロールできないのが、その人そのものの表れだ。今の陽向はそれを露呈している。毎日のように言い聞かせていることが、一つも守られることがない。親としては、頭の痛いところだが、陽向という人間を知る、大事な機会だ。 ← 創造性の連…

銀座

ハイブリッドな街ではない。純粋に人工的だ。かつてからも、農村からの肥桶の往来がここにはなかったらしい。ぼくらのプロジェクトが成立しにくい土壌だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素…