gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2016.11

別れ

学校へ入る陽向が、ニコニコ手を振るときと、不安そうに手を振るときとでは、その後のぼくの気持ちが大きく違う。別れるときは、元気よく。ぼくもそう心がけよう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリ…

空間アーティスト集団

ぼくらを自称・空間アーティスト集団と呼ぶことを内部から批判されることがある。恥ずかしさ、狭さ、古さを感じる、と。確かにそんな面もあるかもしれない。SNSの時代になって、デザインを他人に任せる、という人が減ってきている。まして、アーティスト集団…

飲食店

飲食店をつくらせていただくと、そこへ食事に伺うことができる。そんな仕事をしている幸せを、最近特に感じるようになった。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリ…

繊細

繊細であることは、それ自体、ひとつの幸福だと思う。たくさんの心配事を抱えていては、繊細でなんかいられない。いつも繊細でいられるように努めたい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材…

人の心

慌ただしい中も、人の心をゆったりと見つめる余裕を失ってはならない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

3Dについて

この1年でCADのパースを求められることがとても増えた。つくる側にとっては、あまりプラスにはならない。できあがった空間がよくなればいいのであって、プレゼンにエネルギーを取られて、実空間にかけるエネルギーが分散するべきではない。つくる前に、で…

高気密高断熱

高気密高断熱住宅が、今後のサスティナブル住宅の基本になるという。日本の住宅の基本のかたちだった、障子やふすまによって外界と隔てられた家は、今後つくられることはないのだろうか。部屋によって温度差の小さい、「快適」な家を手放しでは喜べないぼく…

落ち葉

プラタナスの落ち葉は大きい。ついつい拾い上げてしまう。そして、コンクリートの型枠に入れることにした。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

制作

明日は久しぶりにコンクリートを打ちに行く。きっと10何年ぶりだ。ちょっと緊張。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

対談

ダイアローグが好きだ。自分一人ではなかなか世界が広がっていかない。話し相手がぼくの世界を未知の方向へ広げてくれる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリア…

回復

こじれた関係が、次の朝には初期状態に戻る。それが、長く続く関係の条件だ。少しずつ積もっていくネガティブな思いが、あるとき臨界点を超えてしまい、修復不能になってしまう話は山ほど聞く。アレルギー症状の発症もそのようなものらしい。回復の速さが、…

移動の自由

移動がイソノミアの自由と平等の社会の条件であるならば、今のぼくの状況はそれを満たしていない。移動の自由を得ることが、第一歩だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイ…

飛ぶ夢

友人が、飛んでいる夢をよく見るという。ぼくは、これまで見たことがあるだろうか。思い出せない。空への憧れは持っているが、きっと飛びたいわけではないのだ。開いていることへの憧れなんだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コ…

大学構内

用事があって、國學院大学の構内を歩く。どこの大学も、構内に漂う雰囲気は同じところがある。懐かしく感じる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

steampunk

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showcase in showcase

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空まで競走しよう

通勤の途中に陽向の小学校があるため、一緒に行っている。陽向が遅刻しそうになると、少し先の目標を決めて、そこまで競走を繰り返す。最近、漢字を習い立ての陽向が「あのソラまで」と言った。いい響きだ。空まで競走しよう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デ…

友達

陽向に自転車の乗り方を教えながら、親子で大声を張り上げている。気が付けば、お互いに友達言葉だ。「○○じゃねえかよ!」「○○しろよ!」陽向も気が強くなったものだ。ぼくとしては、こんなふうになりたかったんだろう。お互いが必死に何か目標を持って動い…

映画 王妃マルゴ

1994年。フランス。1572年の「サン・バルテルミの虐殺」というカトリックがプロテスタントを大量に殺すという史実が前半に描かれる。フランス王は、次々と暗殺され、交代していく。登場人物たちには、生を全うすることができる者が少ない。歴史を学…

空を見上げる

それでも空はどこまでも高い。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

浮遊

重力に対抗して、いかに浮遊したかのような空間をつくることは、ぼくらの一つのテーマとなりうる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

トランプ

あの繊細な言葉が何も通じそうにないオジサンがアメリカ大統領になってしまったことにイヤな気持ちになっている。けれど、政治家とは、おおよそ繊細な言葉が通じなさそうな人ばかりで、クリントンだって大差ないかもしれない、とも思う。話を聞いてくれそう…

ついてきた小犬

陽向に「冒険シリーズ」と題して、毎晩寝る前に、かつての一人旅の話をしている。小学校一年生にもわかる話に限っているが、いつも大笑いしてくれる。そもそも孫に「おじいちゃんは、若い頃にね…」と話せることが、旅の一つの目的だった。相手は息子だが、小…

誇り

自分の仕事に誇りを持っている人は、人口の何パーセントなんだろう? ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

サイクルシェア

サイクルシェアというサービスが東京の中で広がっている。1〜2km離れた拠点ごとにポートがあり、好きな拠点から拠点へ電動機付自転車を借りて移動できる。クレジットカードを登録していれば、付与されたパスコードとカードをかざすだけで、いつでも借りられ…

なま

「つくる」という行為は、ともすれば、なまの存在を覆い隠していく、という結果につながってしまう。常に、なまの存在を意識していることが肝要で、それを忘れてしまった途端に、なまの存在はぼくらの世界から消滅してしまう。ぼくが学生の頃は、「ディズニ…

いつか遠くへ

大学に入ってからは、堰を切ったように海外を旅した。10年で30か国くらいを巡り、そこで自由の感覚を得た。もう、移動の必要がなくなったと20年近くも日本を離れずにいるけれど、本当だろうか。いつか、また遠くへ。今度は、家族と共に。 ← 創造性の連…

未来を予測すること

どのくらい未来を予測して生きるか?その量と質に人間の資質が最も顕著に表れるだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

アジア

アジアの中で経済的に日本が突出していたのは、もう20年位前のことになるんだろうか。シンガポールや香港は、もう日本のずっと先を行っているのかもしれない。日本はいろんな意味でいい国であることには変わりないかもしれないが、創造的な仕事をしようと…

公共的であること

世間の仕事には、お金を稼ぐことが第一義の仕事と、社会のためになることが第一義の仕事との二つがある。当たり前のことだが、これは、それぞれの人間の意識の問題であって、公務員が後者であるとは限らない。真に公共的な仕事とは何か、を考えてみたい。 ← …