gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2015.11

富士山

富士山を見ながら走る。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン

走れることが幸せです

マラソンを走りながら、前の選手のTシャツの文字を読む。「走れることが幸せです 生きているだけで人生丸もうけ」と書いてある。今の自分には、この言葉が直接心に届く。自分の足で走ることで、心が強くなれる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリ…

山の空気

自分と向き合いたい、という人は、山へ行く人が多いようだ。自然に囲まれる、という「閉じる」を基本として、歩くことによって、開けた場所へ出たり、森に無限の奥行きを感じたり、上を見上げると空が青かったり、周囲との多様な関係性により、「閉じる/開く…

クリスとヘザー

妻のアメリカに住んでいたころの友人フィリップの友人たち二人が日本へ旅行に来たので、食事をした。つまり、妻も初対面だ。そのようにして、世界が拡がっていくのは、すばらしい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験し…

浅い呼吸

呼吸が浅い、ということは、ひとつの物事へ集中できない、ということだ。胸のざわめきを抑えて、ゆったりと呼吸をする。物事に集中し、それを持続する。それが、強い心だ、と確信する。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実…

上質なものに対する基準

上質なものとは何か?それを追求するエネルギーを持ち続けたい。例えば、絵について考える。読み取るために、知性と感性を要するもの。それが上質なものではないか。CGに対して違和感を抱くのは、見る側の資質を問わないことだ。それが、さびしい。手で描…

スコーン

朝食にスコーンを食べる。以前はその存在すら知らなかった。アメリカにいたときも、食べた記憶はない。味覚的にも、決して好ましいとは思わなかったが、いつの間にかこういう味を好むようになった。結局、人は年を重ねるとともに国を問わず、伝統的なシンプ…

川を遡る岩

洪水の度に大きな岩は流され、削り削られて、やがて小さな小石となって下流の河原に広がる。けれど、ある巨大な岩は、洪水も上流側の土砂をえぐり去ることしかできず、かえって上流側へゴロンところがる。そうやって、洪水の度に川を遡ってくる巨大な岩。森…

一人の夜

一晩だけ陽向を親類の家に預けて、妻と仕事をしている。夜、二人とも陽向と別々にいるのは、陽向が生まれて以来のことだ。妻が「さびしい」とくりかえす。陽向の心境はどうだろう?ぼくが初めて親元を離れて、夜を過ごしたのはいつのことだったろう?よく憶…

修理

家の洗濯乾燥機の修理を依頼して、どうやって直すのかを見せてもらった。どんどん分解して、バラバラにして、空気の循環する管の詰りをクリーニングしてくれた。お話を伺うと、最近は修理することが減っているという。商品そのものを交換することが多い、と…

機械仕掛け

デザインに機械仕掛けの部分を入れ込むのはドキドキする。それはいつも、やってみたいことのひとつだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場← 未来…

多忙

多忙を極める、という状態とはこういうことだろうか。よく心と体がついてきてくれている。一区切りつくまで、あと何日だろう?いや、そんな眼差しを今は持たない方がいい。まさに、フルマラソンを走っているかのようだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン…

流行語

流行語大賞の候補となる言葉のほとんどは知らない。ぼくだけではない。周りからもそんな声が聞こえている。もう、「流行語」はない、という時代に入ったのかもしれない。国民がてんでバラバラの世界に生きる時代、か。さびしい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗…

黒いガラス

黒い透明ガラスの向こうに何かが浮かび上がる姿は、その何かに謎めいた魅力を与える。覆い隠すことによって、最も強調するのだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マ…

関東平野

伊勢崎市へ。関東平野を車で走ると、空が大きい。雲や太陽と、久しぶりに対話する感覚を持てる。バッファローに住んでいたころの、あの感覚だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店…

自転車のハンドル

自転車のハンドルって、こんなにフラフラ動くもんだったろうか。陽向を後ろに乗せて歩道を走ると、歩行者にぶつかりそうだ。ぼくの平衡感覚が衰えたのか、自転車の構造によるのか? ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験し…

テロリズム

イスラム国の襲撃を受けて、パリでたくさんの市民が亡くなった。なぜ、このようなことが起こるのか?その根本的な原因について、ぼくらは考えなければならないときに来ている。生まれた国によって、人の運命が決められてしまうという現実に対し、どのような…

REW-EN

← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン

ダビンチと飛行機

空を飛ぶことを夢見るのは、たぶん飛べないすべての生き物に共通する。犬だって空を飛ぶ飛行機を眺めるのを見たことがある。その夢をかたちにしようとする努力の途中を見るのは、胸が躍る。ダビンチの飛行機に関するアイディアの数々の絵を眺めるときは、誰…

アフリカ時間

ケニアのラム島でアフリカ人と待ち合わせたときのこと。待ち合わせ場所で2時間待って、ようやく彼が現れた。文句を言うと、「来たからいいじゃないか」と逆ギレされた。そうか、確かになにもぼくは失っていないかもしれない、と思えたような気がする。これ…

占い

「ぼくは占いは信じないですけど、やってみたらその通りになりましたw」しっかりと結果を出してこられたその人からは、雑念が感じられない。雑念がないということは、迷いがない、ということではない。軸がしっかりと通っている、ということだ。占いは、軸…

ファッションビル

駅のファッションビルの空気感の均一化が進んでいるように感じる。ぐるっと歩いてみて、個性的な店として、記憶に残る店がひとつもなかった。どこも、既視感のある内装しか見当たらない。その方がモノが売れる時代なのだろうか?いや、そんなことはないだろ…

図鑑

陽向は図鑑を見るのが好きになった。虫、恐竜、動物、植物・・・。その名前を知ることが、ある生き物に興味を持つことの始まりなんだろう。これから、その興味がどのように発展していくのだろう。名前は、すでに様々なイメージを纏っていることだろう。人間に対…

東京タワー

スカイツリーができてから、急に東京タワーの人気が浮上してきた。そんな声を周りに聞く機会が多い気がする。2番目になって初めてそれを正面から見つめることができるようになった、ということかもしれない。あの鉄骨を下から見上げる心地よさを改めて感じ…

こだわり

もう3年以上も、日記を毎日続けて書いてきた。というのは、全く正確ではなく、実は毎日タイトルを書いて、あとで追いつくことの繰り返しだった。つまり、記録を続けることだけが関心事だったといえる。そのこだわりを失くしてしまったら、きっと書くという…

埋められたレンガ

目の前に埋められたレンガは、部分を叩いて割ったものだ。壁の仕上げであり、本来の荷重を支える使われ方でないことは明らかだ。つまり本物ではない。それを責めるつもりはないが、やはり語る価値はない。世の中はそんなもので溢れかえっている。ぼくらにで…

選ぶということ

「運命を信じて生きる」とは、「選ぶよりも選ばれる中で生きる」ということだ、と信じてきた。自分の能動は、自分に天から与えられた力があるとして、それを見極めて、それのみに集中する。そんな人生になるよう心がけてきた。美しい人生。ゆるぎない価値。…

空港の保育園

祝日に羽田空港で仕事があったために、陽向をあずかってもらう場所を探したら、空港内に保育園が見つかった。きっと安全のためだろう。簡単には見つからない場所にその入口はある。しかし、入ってしまえば、大きな窓の向こうには、飛行機の離着陸の様子が見…

減点法

減点法でものを見るのはつまらないことだし、なによりもフェアでない。「いいところが100あって悪いところが1あるもの」と、「いいところがひとつもなくて悪いところもひとつもないもの」とを比べて、後者が勝つのが減点法だからだ。別に日本に限ったこ…

映画 ニノの空

1997年。フランス。3週間、離ればなれになって、お互いの気持ちを確かめよう、という恋人からの提案に応じて旅に出た男と、ニノという不思議な旅人の二人旅の物語。ぼくがこの映画を観て、一番気になったことと言えば、人間はどのくらい風呂に入らない…