ランボルギーニ・カウンタックのリアデザインを見ながら、「モノにはこんなデザインがあるんだ」と自分の中に発見があった。
二次元で三次元を表そうとするのが、パースという絵の手法だが、その中でも一点パースは構図のなかにダイナミシティを与える。そんなパースの効果を意識した二次元平面を、三次元デザインの中に要素として足す。
ランボルギーニのデザインを「過剰」と形容している文章がある。その言葉がポジティブな意味で使われていることに新鮮さを覚えるが、まさにこのような部分こそ過剰というにふさわしい。